2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は目に見えない微生物について書いていきます。 微生物資材全般の効果としては、根の発達を促進することで、作物の健全化、増収、登熟向上、品質向上(日持ち、糖度、ビタミンB、C、アミノ酸、色素等) 地力向上、環境不良に強くなる、連作障害の軽減が…
木炭を扱ったので木酢液について書いていきます。 木酢液とは、炭焼きの際に発生する煙から得られる液体です。 その成分は様々で200種類程度含まれています。 80~90%は水分、残りに酸などが含まれる。 酸類、 酢酸、ギ酸、酪酸、プロピオン酸 アルコー…
炭といればバーベキューに使用するイメージがありますね。 その性質から農業でも利用されています。 その歴史は古く1696年の宮崎安貞著「農業全書」巻の一に登場する。いろいろなものを蒸し焼きにした焼糞と下肥を混ぜたもの。水田にも小麦や野菜にも良い。…
あまり使われることのない軽石の話です。 筆者よく軽石使います。説明していきます。 軽石の原料はマグマです。地下深くから地上へ上がる際に圧力が下がることでマグマ中に含まれる水等が発泡して多孔質になったものをいいます。 性質は、通気性、排水性に優…
鹿沼三兄弟編で少し触れた石灰について話していきます。 プランター農業で使用する主な石灰資材は、石灰窒素、苦土石灰、硫酸カルシウムになります。 それぞれに特徴もあり、種類も豊富なので良い機会ですから石灰全般で話していこうと思います。 石灰に求め…
農薬でもあり、肥料でもあり、石灰でもあり、腐熟促進剤でもある不思議な肥料「石灰窒素」について書いていきます。 途中で読むことをやめてしまうと大きな誤解を生みます。必ず最後までお読みください。 その歴史は非常古く、1895年にはじめて合成された。…