土壌のプロが教える!明日から使える豆知識

すべての庭木、野菜、花で困るあなたへ 岐阜県 中津川市で庭の維持管理、消毒を行っています。 都立農芸高校卒、東京農業大学生産環境化学研究室 (旧土壌学研究室)学士修了。農業や栽培の基礎を学ぶ。 その後種苗メーカーの農場職員として7年間、 庭師を約2年間修業し、独立し現在に至る。 4000万株以上の栽培経験、1000回以上の消毒経験・植物の生長調整、総合的な環境管理・除草剤や防草シートを用いた雑草管理・肥料や農薬を用いた栽培計画の作成・発生病害虫の特定、対策・庭木の剪定。 近年の新しい取り組みとして楽しみ

岐阜県中津川市で植物プランナーをしています。 プランター農業 中津川市

 植物プランナーを始めたきっかけを書いてみようと思います。

農業高校から大学の農学部を卒業し、種苗メーカーで8年、庭師として2年、今年から植物プランナーとして独立しました。

昨今の農園芸を見ていると、「収穫物を売る」「苗を売る」「寄植えを売る」「肥料等資材の販売」だいたいこの4つに大別されるとおもいます。

誰も「買った後」をフォローしていないのです。「苗が枯れた」「収穫できない」「花が咲かない」「聞いた通りに肥料まいたら枯れた」「そもそも大変で育てられなかった」

そんな話をよく聞きます。

その次に来る言葉は「もう二度とやらない」「つまらない」「わけがわからない」です。

そして家の片隅にプランターが追いやられ、年月とともに割れ、かけ、無残な状態で放置されるのです。

 

ただこういったプランターも夢があったはずです。

 

「いっぱい野菜ができたら」「孫のために」「花で可愛くしたい」

途中で挫折してしまった思いをなんとか拾い上げることは出来ないか。

そんなときに、家庭菜園を超える「プランター農業」を普及させていこうと考えました。

お客様の環境に強い品種。お客様の性格に合わせた土作り、長期間効く肥料選び、最低限の農薬の選定。

これらを組み合わせたものを「プランター農業」と名付けて岐阜県発として販売を開始しました。

そして、お客様の夢をかなえる「植物プランナー」を目指そうと決めました。

↑の哀しいプランターもプロの手助けがあれば

 

このように、立派に育ちます。

このお客様は成功体験を積まれご自分で種をまいて育てるほどになりました。

このような成功体験をもっと多くの人に感じてもらいたい。

家庭園芸を変えるのだという強い気持ちで臨んでいます。

ひいては、連作障害に悩まされる農業を、プランターで生産することで回避できるような農業の形を目指しています。

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